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季節のレシピ/Gâteau de poire by la grive—洋梨の春巻き包み

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新しい年が明けたと思ったら、2月になりめっきり春の気配がしている。
立春も過ぎ、ちらほらと梅の花が咲くのを見たり、菜の花を八百屋さんに見つけると
寒い中にも春はもうすぐそこまで近づいてきているのだと感じる。

でも私は雪国育ちだから寒いのは大好きだし、ストーブの独特の匂いや、薬缶の湯気
の空気感は身震いするほど好き。
寒い寒いと言って、温かで肌触りの良いコートを羽織ったり、眠りに着く際にお布団の毛布の中に飛び込む時の幸せといったら…
もう少しだけ、冬の包まれて温まる幸せを感じていたい。

今回は、とても簡単にできるのに、熱々をジュワッとジューシーで、皮のパリパリ感を楽しめるコンポートの洋梨の春巻き包みのお菓子を紹介します。

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レシピ
材料:5個分
① 洋梨のコンポート(手作りでも良いが、缶詰でも良い。プチポワール) 5個
または、姫林檎のコンポートでも良い。
② 春巻きの皮    大判5枚
③ 溶かしバター   適宜
④ クレームダマンド 50g ※
⑤ 裁縫用の糸    10cmを5本
⑥ 溶き卵      適宜
⑦ シロップ     (砂糖26g:水20gを火にかけ溶かす)

※クレームダマンド=バター25gをポマード状に溶かし、三温糖を18g入れ混ぜ、溶きほぐした卵を18gを少しずつ入れ混ぜ、アーモンドパウダーを25g入れてよく合わせたもの。タルトの中に詰めるアーモンドクリームの事。 
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準備:
①春巻きの皮を常温に出し、1枚づつ剥がして5枚用意しておき、溶かしバターを 刷毛(もしくはキッチンペーパーにバターを付けて)で塗っておく。バターの風味をつけておく。 
②コンポートのスプーンでお尻をくりぬいておく。

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作り方:
①洋梨のコンポートのくりぬいた箇所にアーモンドクリームをスプーンで詰める。
②バターを塗った春巻きの皮の中心におき、てるてる坊主のような形に包む(巾着のようにタックを作り、上の方で絞り、糸で縛る。)
③180℃に温めたオーブンに入れ(トースターでも良い)、15分~20分焼く。春巻きの上の方がきつね色になるまで。
④一度オーブンを開け、溶き卵を塗り、その後また5分焼く。
⑤シロップを刷毛で塗り、ツヤを出し、出来上がり。

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春巻きの皮のパリパリの食感。あの、香ばしい香り。本当に愛すべきものだと思う。

”食をつくる”というメニューの組み立ての中に、”具を包む”という作業は本当に面白いし、おいしさも閉じ込められるし、見た目も楽しい。
子どもたちと一緒に包んで、焼く前と、焼いた後の食感の変化を楽しんで見ても。

シンプルな工程の中に、くりぬいたり、包んだり、見た目が変わっていったり、香ったり。
五感を刺激する要素がたくさん詰まっているコンポートのレシピ。
きっと子どもたちも「包む」ってことを楽しいと感じるに違いない。
もう少しだけ。寒い冬の日ならではの1ページとして、あたたかな幸福感でつつまれてみませんか?

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